先端的がん薬物療法研究会

第1回 平成25年2月9日(土曜日)

  1. 講演「プラチナ製剤の歴史」:佐々木 康綱 (昭和大学医学部内科学講座腫瘍内科学部門教授)
    1. 消化器がん :篠崎 勝則(県立広島病院臨床腫瘍科教授)
    2. 肺がん :倉田 宝保(近畿大学医学部内科学教室腫瘍内科部門准教授)
    3. 婦人科がん :竹原 和宏(四国がんセンター婦人科医長)
    4. 頭頸部がん :田原 信 (国立がん研究センター東病院頭頸部内科科長)シンポジウム「プラチナ製剤のエビデンス 」
      ランチョンセミナー
      「チーム医療におけるがん薬物療法における薬剤師の取り組み」
       遠藤 一司 (明治薬科大学医薬品安全管理学教授)
  2. 講演「プラチナ製剤の薬物動態」 :牧野 好倫(国立がん研究センター中央病院薬剤部副薬剤部長)
  3. シンポジウム「プラチナ製剤の毒性・毒性管理」
    1. CDDP,CBDCA,nedaplatin
      1. 毒性 :松井 礼子(国立がん研究センター中央病院薬剤部調剤主任)
      2. 病棟での管理 :野地 彩有里(国立がん研究センター東病院消化器内科病棟副看護師長)
      3. 減量・使い分け・注意点 :田原 信(国立がん研究センター東病院頭頸部内科科長)
  4. Oxaliplatin
    1. 毒性 :板垣 麻衣 (国立がん研究センター東病院薬剤部薬剤師)
    2. 外来通院での管理 :米村 雅人(国立がん研究センター東病院薬剤部主任)
    3. 減量・注意点 :清田 尚臣(神戸大学大学院医学科腫瘍・血液内科学分野助教授)
  5. 「外来における副作用への対応」 :鈴木 真也(国立がん研究センター東病院薬剤部薬剤師)
  6. イブニングセミナー「新たなプラチナ系抗癌剤」
    1. Satraplatin :田原 信(国立がん研究センター東病院頭頸部内科科長)
    2. シスプラチンミセル :松村 保広(国立がん研究センター東病院臨床開発センター新薬開発分野分野長)

(会場:グランドプリンスホテル広島)

第2回 平成26年1月11日(土曜日)

  1. 講演「5-FU製剤の歴史」
    市川 度 (防衛医科大学校病院 腫瘍化学療法部)
  2. シンポジウム「5-FU製剤のエビデンス 」
    1. 消化器がん:篠崎 勝則 (県立広島病院 臨床腫瘍科)
    2. 膵がん:福富 晃 (静岡県立静岡がセンター 消化器内科)
    3. 乳がん:土井 美帆子 (県立広島病院 臨床腫瘍科)
    4. 頭頸部がん:田原 信 (国立がん研究センター東病院 頭頸部内科)
      ランチョンセミナー
      「薬薬連携」
      松井 礼子 (国立がん研究センター東病院 薬剤部)
  3. 講演「5-FUの薬物動態」
    萩原 朋果 (国立がん研究センター東病院 薬剤部)
  4. シンポジウム「5-FUの毒性・毒性管理」
    1. 5-FU
      1. 毒性 :板垣 麻衣 (国立がん研究センター東病院 薬剤部)
      2. 病棟での管理 :組橋 由記 (徳島赤十字病院 第二調剤科)
      3. 減量・使い分け・注意点 :北口 聡一 (広島市立安佐市民病院 腫瘍内科)
    2. TS-1
      1. 毒性 :牧野 好倫 (国立がん研究センター中央病院 薬剤部)
      2. 外来通院での管理 :飯原 大稔 (岐阜大学医学部附属病院 薬剤部)
      3. 減量・注意点 :田原 信 (国立がん研究センター東病院 頭頸部内科)
    3. ゼローダ
      1. 毒性 :池末 裕明 (九州大学病院 薬剤部)
      2. 外来通院での管理 :宮本 康敬 (浜松オンコロジーセンター)
      3. 減量・注意点 :土井 美帆子 (県立広島病院 臨床腫瘍科)

(会場:グランドプリンスホテル広島)

第3回「分子標的治療ーEGFR阻害剤」平成27年1月10日(土曜日)

 

  1. 講演「EGFR阻害剤のエビデンス 」
    1. 肺がん :倉田 宝保(関西医科大学附属枚方病院呼吸器腫瘍内科科長)
    2. 大腸がん :馬場 英司(九州大学大学院医学研究院九州連携臨床学教授)
    3. 頭頸部がん :Jan B Vermorken (Antwerp University Hospital)
    4. 乳がん:佐伯 俊昭 (埼玉医科大学国際医療センター乳腺腫瘍科教授)
  2. ランチョンセミナー
    「How to make a good presentation」:Jan B Vermorken (Antwerp University Hospital)
  3. 講演「抗EGFR抗体薬*:特徴と注意すべき副作用」 *(Cetuximab、Panitumumab、Herceptin)
    野村 久祥 (国立がん研究センター東病院薬剤部主任)
  4. EGFRチロシンキナーゼ阻害剤#: 特徴、注意すべき副作用 #(Gefinitib、Tarceva、Lapatinib、Afatinib) 鈴木 賢一(がん研有明病院薬剤部副薬剤部長)
  5. 講演「支持療法」
    1. 消化器毒性 :篠崎 勝則 (県立広島病院臨床腫瘍科主任部長)
    2. 皮膚障害 :西澤 綾 (防衛医科大学校皮膚科講師)
    3. 間質性肺炎:倉田 宝保(関西医科大学附属枚方病院呼吸器腫瘍内科診療教授)
    4. その他の副作用:田原 信(国立がん研究センター東病院頭頸部内科頭頸部内科長)

(会場:グランドプリンスホテル広島)

第4回血管新生阻害剤(VEGF・VEGFR阻害剤) 平成28年1月11日(月曜日)

  

  1. 「血管新生阻害剤の特徴と注意すべき副作用」
    1. 抗VEGF抗体薬:板垣 麻衣 (国立がん研究センター東病院薬剤部)
    2. VEGFRチロシンキナーゼ阻害剤:鈴木 真也 (国立がん研究センター東病院薬剤部)
  2.  血管新生阻害剤のエビデンス(午前の部)
    1. 肺がん:倉田 宝保(関西医科大学附属枚方病院呼吸器腫瘍内科教授)
    2. 大腸がん:市川 度(昭和大学藤が丘病院腫瘍内科・緩和医療科教授)
    3. 脳腫瘍:杉山 一彦 (広島大学病院教授がん化学療法科)
  3.  ランチョンセミナー
    「血管新生阻害剤による皮膚障害」
    西澤 綾 (防衛医科大学校皮膚科講師)
  4. 「血管新生阻害剤のエビデンス(午後の部) 」
    1. 腎細胞がん:髙橋 俊二(がん研有明病院・総合腫瘍科部長)
    2. 軟部肉腫 :篠崎 勝則 (県立広島病院臨床腫瘍科主任部長)
    3. 甲状腺がん:田原 信(国立がん研究センター東病院頭頸部内科長)
    4. 乳がん・卵巣がん :土井 美帆子 (県立広島病院臨床腫瘍科部長)
  5. 「血管新生阻害剤の支持療法」
    1. 高血圧・倦怠感 :髙橋 俊二(がん研有明病院・総合腫瘍科部長)
    2. 蛋白尿・下痢:篠崎 勝則 (県立広島病院臨床腫瘍科主任部長)
    3. 消化管穿孔・出血・創傷治癒遅延 :市川 度(昭和大学藤が丘病院腫瘍内科・緩和医療科教授)
  6. 「施設整備」
    「施設整備の重要性」:田原 信(国立がん研究センター東病院頭頸部内科長)

(会場:グランドプリンスホテル広島)

第5回「がん免疫療法」平成29年1月8日(日曜日)


1.新しいがん免疫療法とは
がん免疫のパラダイムシフト:免疫チェックポイント 岩井 佳子(産業医科大学)
2.がん免疫療法のエビデンスがん免疫療法のエビデンス(午前の部)
      ①メラノーマ :西澤 綾 (防衛医科大学)
      ②肺がん:倉田 宝保(関西医科大学附属枚方病院)
        ③悪性リンパ腫 :石田 高司(名古屋市立大学)
3.ランチョンセミナー
        がん免疫療法の新たな展開:北野 滋久(国立がん研究センター)
4.免疫チェックポイント阻害剤のエビデンス(午後の部)
        ④消化器がん:市川 度 (昭和大学藤が丘病院)
        ⑤腎がん・膀胱がん: 篠崎 勝則(県立広島病院)
        ⑥頭頸部がん: 田原 信 (国立がん研究センター東病院)
5.がん免疫療法の支持療法
        ①免疫チェックポイント阻害剤の副作用管理 : 北野 滋久(国立がん研究センター)
        ②皮膚毒性:西澤 綾 (防衛医科大学)
        ③間質性肺炎:倉田 宝保(関西医科大学附属枚方病院)
        ④高血糖:土井 美帆子(県立広島病院)
6.がん免疫療法の支持療法に対する薬剤師の取り組み
        がん免疫療法に対する取り組み: 野村 久祥(国立がん研究センター東病院)

「がん免疫療法」ネットアルバム
https://www.flickr.com/gp/hokita/8KWJ56  


(会場:グランドプリンスホテル広島)

第6回「がん免疫療法」平成30年1月7日(日曜日)

1,がん免疫療法の基本
がん免疫療法最前線
玉田 耕治(山口大学大学院医学系研究科免疫学講座教授)

2,がん免疫療法の新たな展開(午前の部)
①肺がん
吉岡 弘鎮(関西医科大学附属病院呼吸器腫瘍内科准教授)
メラノーマ・メルケル細胞癌
西澤 綾(防衛医科大学校病院皮膚科講師)

3,ランチョンセミナー
日本の薬価制度:費用対効果評価の試行的導入
藤原 康弘(国立がん研究センター企画戦略局長/中央病院副院長)

4,免疫チェックポイント阻害剤の新たな展開(午後の部)
胃がん
市川 度(昭和大学藤が丘病院副院長/腫瘍内科・緩和医療科診療科教授)
②腎がん 

大家 基嗣 (慶応義塾大学医学部泌尿器科教室教授)
③頭頸部がん
田原 信(国立がん研究センター東病院頭頸部内科長)

5がん免疫療法の臨床上の疑問に対するパネルディスカッション
パネリスト
玉田 耕治(山口大学大学院医学系研究科免疫学講座教授)
吉岡 弘鎮(関西医科大学附属病院呼吸器腫瘍内科准教授)
田原 信 (国立がん研究センター東病院頭頸部内科長)
    ①奏効した場合、いつまで続けるのか?
    ②偽増大と本当の増大の見極めは?
    ③HyperProgressionは存在するのか?
    ④IOの前にRTを行った方がよい?
    ⑤IOのrechallengeの可能性は?
    ⑥IOとRTとの相乗効果は?
    ⑦各抗体でのPD-L1染色の相同性は?
    ⑧バイオマーカーとは異なる臨床的に効果が期待できる患者は

  1. イブニングセミナー
    メカニズムから考えるPD-1阻害薬のバイオマーカー
    各務 博(埼玉医科大学国際医療センター呼吸器内科教授)

「がん免疫療法」ネットアルバム
https://www.flickr.com/gp/hokita/REZ5RR  


(会場:グランドプリンスホテル広島)

第7回「がん治療のup to date」平成31年1月13日(日曜日)

1,ヒトがんゲノム解析に基づく個別がん治療の展開
 柴田 龍弘(東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センターゲノム医科学分野・教授)

2,マイクロRNAを用いた再発しない革新的抗腫瘍核酸医薬の開発
 田原 栄俊(広島大学大学院医歯薬保健学研究科細胞分子生物学研究室教授)

3,ランチョンセミナー
 光免疫療法による新しいがん治療
 田原 信(国立がん研究センター東病院頭頸部内科長)

4,がん免疫療法の新しい展開
 
吉村 清(昭和大学臨床薬理研究所臨床免疫腫瘍学講座教授)

5,消化器がんの薬物療法の展望
 市川 度(昭和大学藤が丘病院副医院長)

6,呼吸器がんの薬物療法の展望
 倉田 宝保(関西医科大学附属病院呼吸器腫瘍内科診療科長教授)

7,広島県のがん医療の現状について
 田中 剛(広島県健康福祉局長)

「がん治療のup to date」ネットアルバム

https://www.flickr.com/gp/hokita/oJq8eX


(会場:グランドプリンスホテル広島)

第8回「がん個別化治療の展開」令和2年1月12日(日曜日)

 1.遺伝子パネル検査に基づいたがん個別化治療の展開
  西尾 和人(近畿大学医学部ゲノム生物学教室教授)
2.頭頸部がんの個別化治療の新しい展開 (共催:MSD株式会社)
  田原 信(国立がん研究センター東病院 頭頸部内科 頭頚部内科長)
 3.ランチョンセミナー New  treatment  strategies  for  gastric  cancer
  吉田 和弘(岐阜大学大学院腫瘍制御学講座・腫瘍外科学分野教授)
 4.大腸がんの薬物療法の”個別化” (共催:メルクバイオファーマ株式会社)
  市川 度(昭和大学藤が丘病院副院長/腫瘍内科・緩和医療科長教授)
 5. 肺がん治療の個別化の現状および変遷
  倉田 宝保( 関西医科大学附属病院呼吸器腫瘍内科診療科長教授)
 6.乳がんの個別化治療の新しい展開
  佐伯 俊昭(埼玉医科大学国際医療センター乳腺腫瘍外科教授)
 「がん個別化治療の展開」ネットアルバム

(会場:グランドプリンスホテル広島)

第9回がん個別化治療の展開➖その2令和3年1月10日(日曜日)

 1.肝細胞癌の薬物療法 個別化医療は可能か?
  池田 公史(国立がん研究センター東病院肝胆膵内科肝胆膵内科長)
2.膵癌に対する薬物療法
  奥坂 拓志(国立がん研究センター中央病院肝胆膵内科肝胆膵内科長)
 3.ランチョンセミナー 脳腫瘍薬物療法のup-date
  杉山 一彦(広島大学病院がん化学療法科教授)
 4.新たな時代を迎えた泌尿器がんに対する薬物療法
  大家 基嗣(慶應義塾大学医学部泌尿器科教授)
 5.婦人科がんの個別化医療
  温泉川 真由(公益財団法人がん研究会有明病院婦人科医長兼総合腫瘍科副医長)
 6.血液学における最近の進歩
  得平 道英(埼玉医科大学総合医療センター血液内科教授)

(Web開催:Zoomウェビナー)

第10回がんゲノム医療の最前線令和4年1月9日(日曜日)

1.リキッドバイオプシー(特にctDNA)を用いたがんゲノム医療の新展開
  中村 能章(国立がん研究センター東病院消化管内科)

2.テロメアおよびマイクロRNAを用いたがんゲノム医療の新展開
  田原 栄俊(広島大学副学長・大学院医系科学研究科細胞生物学研究室教授)

3.希少がんのゲノム医療の現状
  山本 昇 (国立がん研究センター中央病院副院長・先端医療科長)

4.小児がんとゲノム医療
  松本 公一(国立成育医療研究センター小児がんセンター長)

5.がんゲノム医療における支持療法の個別化
  辻 大樹 (静岡県立大学薬学部臨床薬効解析学分野講師)


ハイブリッド方式:グランドプリンスホテル広島およびWeb開催の併用)

第11回臓器横断的がんゲノム医療の現状と今後の展望
              令和5年1月8日(日曜日)

1.NTRKを含めた希少がんへの治療展望
(共催:バイエル薬品株式会社)

  武田 真幸(奈良県立医科大学がんゲノム・腫瘍内科学講座教授)

2.免疫チェックポイント阻害剤バイオマーカーとしてのTMBの意義と臨床応用
(共催:MSD株式会社)
  西原 広史(慶應義塾大学医学部腫瘍センター ゲノム医療ユニット教授)

3.ランチョンセミナー
(共催:日本イーライリリー株式会社)
  1)肺がん薬物療法における増える選択肢~RET融合遺伝子陽性に対するレットヴィモ~
  倉⽥ 宝保(関西医科大学呼吸器腫瘍内科学講座主任教授)

  2)RET遺伝子異常陽性の甲状腺がんに対するSelpercatinib
  田原 信 (国立がん研究センター東病院頭頸部内科頭頸部内科長)

4.肝がんに対する薬物療法の新展開〜臓器横断的ゲノム治療を含めて
  相方 浩 (広島大学病院消化器・代謝内科・准教授)

5.臓器横断的な分子標的薬の今後の展望
  山本 昇 (国立がん研究センター中央病院副院長・先端医療科長)


ハイブリッド方式:グランドプリンスホテル広島およびWeb開催の併用)