がんは、我が国の死因第一位を占め、全死亡の3人に1人(毎年年30万人以上)ががんで死亡しています。男性は2人に1人、女性は3人に1人ががんにかかります。10年後には3人に2人ががんにかかり、2人に1人ががんで死亡、特にがん患者の70%は65歳以上の高齢者で占められると推測されています。将に、日本は「世界一の長寿国」になった結果、「世界一のがん大国」となりました。 公益財団法人広島がんセミナーは、国際平和都市、広島市において、国際シンポジウム、県民公開講座や先端的がん薬物療法研究会等の学術集会を開催し、がんに関する最新情報を発信すると共に、がん医療従事者及びがん研究に関連する学会等への助成支援を行なうことにより、がんの学術振興と地域医療の発展に寄与することを目指しています。本財団の事業活動が高齢者のがん医療の向上とがん医療従事者の育成に繋がることを心から願っております。 今後共、本財団の活動にご理解頂き、御支援とご協力を賜ります様お願い申し上げます。
公益財団法人 広島がんセミナー
理事長 田原 榮一
(広島大学名誉教授)
田原榮一 (令和2年現在)
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学歴 |
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昭和11年7月19日生 | |
昭和38年3月 | 広島大学医学部卒業 |
昭和43年3月 | 広島大学大学院医学研究科病理学専攻修了(学位修得) |
職歴 |
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昭和43年4月 | 広島大学助手(医学部病理学第二講座) |
昭和47年1月 | 広島大学講師 |
昭和50年10月 | ドイツ連邦共和国フンボルト財団奨学研究員としてボン大学病理学研究所留学 |
昭和52年1月 | 広島大学助教授(医学部病理学第二講座) |
昭和52年10月 | ドイツ連邦共和国より帰学 |
昭和53年6月 | 広島大学教授(医学部病理学第一講座) |
昭和60年10月 | 広島大学評議員(昭和62年9月3日まで) |
平成8年4月 | 広島大学医学部医学科長併任(平成10年3月31日まで) |
平成11年5月 | 財団法人広島がんセミナー理事長(5月21日) |
平成12年4月 | 広島大学名誉教授 |
平成13年1月 | カリフォルニア大学サンディエゴがんセンター客員教授(平成13年8月まで) |
平成13年9月 | 財団法人放射線影響研究所常務理事・研究担当理事(平成17年6月まで) |
平成17年 7月 | 財団法人放射線影響研究所顧問研究員(平成18年6月まで) |
平成18年 | 放射線影響研究所の将来構想に関する上級委員会委員 |
平成25年4月~ | 公益財団法人広島がんセミナー理事長 |
主公職:受賞 |
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昭和48年 | 広島医学会賞 |
平成2年 | 高松宮妃癌研究助成金受賞 |
平成2年 | 財団法人がん助成金振興財団がん助成金受賞(平成2,6,9年) |
平成3年 | オックスフォード大学 Litchfield Lectureship(平成3,5年) |
平成4年5月 | 財団法人広島がんセミナー専務理事(5月21日) |
平成8年 | 国際細胞分化学会(ISD、International Society of Differentiation) 会長(~9年) |
平成8年10月 | 国際消化器癌発生学会創設、初代会長 |
平成9年 | 米国テキサス大学 M.D. Anderson がんセンター, R.E.”Bob” Smith Lecture 賞 |
平成10年4月 | 第87回日本病理学会総会会長 |
平成11年5月 | 英国王立病理医協会名誉フェロー、イギリス病理学会名誉会員(5月27日) |
平成11年9月 | 第58回日本癌学会総会会長 |
平成11年12月 | 世界がん研究機関第1回リーダ・サミット会議招待参加 |
平成12年1月 | 世界がん対策サミット「パリ憲章」日本代表署名(大統領官邸) |
平成12年4月 | ドイツ病理学会特別会員 |
平成14年10月 | 日本癌学会長與又郎賞受賞 |
平成17年7月 | アメリカ癌学会名誉会員 |
平成18年9月 | 財団法人放射線影響研究所将来の構想に関する上級委員会委員 |
平成22年9月 | 日本対がん協会賞(団体の部)(9月10日) |
平成24年10月 | 日本消化器癌発生学会が田原榮一賞を設立 |
平成25年4月 | 公益財団法人広島がんセミナー理事長 |
所属学会 |
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1.
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国際細胞分化学会(International Society of Differentiation)会長(1996-1998)、 理事(1990-1996)、組織委員長(第8回国際会議、広島、1994) |
2.
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国際消化器癌発生学会(International Society of Gastroenterological Carcinogenesis)を創設、初代会長(広島、1996)事務総長(1996-)、組織委員長(第1回国際会議、広島、1996) |
3.
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アメリカ癌学会( President’s Circle Leadership Council, AACR Foundation)名誉会員 (2005-) |
4.
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国際癌微小環境学会(International Cancer Microenvironment Society) チャータメンバー(1995-)、役員、編集委員 |
5.
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イギリス病理学会名誉会員(1998) |
6.
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ドイツ病理学会特別会員 |
7.
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日本癌学会名誉会員(2004) 第58回総会会長(1999)、理事(1996-1998、2000-2003) |
8.
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日本病理学会名誉会員(2000-) 第87回総会会長(1998)、理事(1990-1996) |
9.
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日本胃癌学会名誉会員(2003-) |
10.
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日本がん転移学会名誉会員(2003-) |
11.
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日本消化器癌発生学会名誉会員(2003-) |
専門分野 |
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消化器がんの分子病理学、発がん機構、がんの分子診断、放射線障害 | |
著書と論文数 |
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著書は178(内英文53)、論文は1039(内英文488) |
ロータリー歴
1981年7月7日 | 広島中央ロータリークラブ入会(職業分類:医学教育) |
2002-03年度 | クラブ会長 |
2008-09年度 | 第2710地区グループ7 ガバナー補佐 |
2008-12年度 | 第1-4期 RLI-2710 分科会研修ディスカッションリーダー、カウンセラー |
2016-17年度 | 第2710地区ガバナー |
2018年8月 | RIJYEM(国際ロータリー日本青少年交換多地区合同機構)理事(2019-21年) |
2018年11月10,11日 | 第2540地区 2018-19年度 地区大会 国際ロータリー会長代理 |
2020-21年度 | 第2710地区研修リーダー |
マルチプル・ポール・ハリス・フェロー、ベネファクター
2011年6月30日 | 第2710地区クラブ・ビルダー賞受賞 |